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高森明勅
2016.8.25 01:00

「旧宮家系国民男子」への想像力

旧宮家系国民男子に“そのまま”新しく皇籍を取得するのを
認めるというプランが、
一部で語られている。

だが言う迄もなく、人間は将棋のコマではない。

このプランは一体、何を意味するか。

言う迄もなく、本人とその家族にとっては、
人生そのものの激変を意味する。

これまで打ち込んで来た仕事は、そのまま続ける訳にはいかくなる。

住み慣れた住まいも変わる。

家族を含め、これまで親しく接して来た人々と、
これまで通りに触れ合うこともできなくなる。

皇室に入る以上、自由と権利も大幅に制約される。

普通に考えて、誰がそんな事を「拒否反応」も無く、
容易く受け入れるだろうか。

未婚の成年男子として候補者になり得る可能性があるのは、
もはや東久邇家の1人(30代半ば、自動車販売会社勤務)だけ
プラス賀陽家の1人が成年か)。

そこで、未成年者にまで対象を拡大する人がいる。

驚きだ。

他人の子供を何だと思っているのか。

これまで知られているところでは、
東久邇家系で10代前半と
10代未満の子供がいる。

また賀陽家系にも10代後半の少年が1人。

だが、その父親(官僚)は取材に否定的な回答をしていた。

占領下、賀陽宮家の恒憲(つねのり)王が積極的に
皇籍離脱を唱えていたことが、思い出される。

民間に下ってからは、
詐欺事件を起こした会社の
顧問に名前を連ねたり(昭和29年、
日本積財会詐欺事件)、
殺人未遂で逮捕されたヤクザ(石井組、
石井一郎)の身元引き受け人
になる(同31年)などで、
世間の注目を集めた。

恒憲氏が総代を務めた京都の寺院の土地処分を巡って、
相手を背任で告発したものの、容疑事実はなく、
逆に反撃されたことも(同41年)。

その長男の邦寿(くになが)氏も同じ詐欺事件に関わっていたが、
後には参議院選挙に立候補し落選している(同43年)。

東久邇宮稔彦(なるひこ)王も自ら皇籍離脱を主張。

国民の仲間入りをしてからは、新興宗教「ひがしくに教」

開こうとして、法務府(現・法務省)
などからクレームがついて
頓挫したり(同25年)、
旧宮邸の土地の返還を求めて、
国を相手に繰り返し訴訟を起こしたりしている(同24年、37年)。

両家の未成年の子供たちが皇籍を取得するという議論になると、
気の毒な事に、そうした過去の出来事も改めて取り沙汰されるに
違いない。

そもそも、
未成年者を具体的にどの宮家が引き受けられるというのか。

秋篠宮家は当然、無
理。

ご高齢の両殿下だけの常陸宮家も、憲仁(ともひと)親王家を
吸収した三笠宮家、高円宮家も、
女王方が嫁いで民間に下られるから、
それぞれ困難だ。

人様の子供を勝手に、宮家のご都合にも配慮せず、
どこかに“
押し込む”算段をするなど、当たり前の想像力があれば、
無礼かつ身勝手過ぎて、とても平気では出来ないはずだ。

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緊急開催!!


天皇陛下のお気持ちをなぜ叶えないのか?」

平成28年9月11日(日)午後1時 から
『人事労務会館』 にて開催します。

「人事労務会館」
(住所:東京都品川区大崎2-4-3 )は、
JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン・りんかい線
『大崎駅』 の 北改札口 を出て左へ、
「西口」 側の左階段を降りて、徒歩3分です。

毎回、会場の場所が分からず迷われる方が、多くいらっしゃいます。

人事労務会館のHPにて、場所をよくご確認の上、ご来場下さい絵文字:重要
(HP掲載の、駅から会場までの地図を印刷し、持参されることをオススメします )

詳しくは、 “ こちら ” でどうぞ。

911日(日曜)、「ゴー宣道場」を

緊急開催します。

天皇陛下のお気持ちをなぜ叶えないのか?

政府は皇室典範に手を付けず、「一代限りの特別立法」で

済ませるつもりです。

決死の覚悟で「お言葉」を表明された天皇陛下のお気持ちを

踏みにじることになります。

 

我々は陛下を応援します。

天皇陛下は孤独ではない。

我々は「承詔必謹」だと示しましょう。

 

急な決定なので、師範の都合が合うかどうか心配だったの

ですが、高森氏が「最悪2人だけでもやる」と言い、

笹さんも泉美さんも理作氏も即決OKでした。

 

一般参加者を募集しますが、例え少人数になっても我々は

開催します。

設営隊の諸君は何名集まるか?

ただちに確認してください。

当日、道場の入場料は、お一人様1000円です。


参加ご希望の方は、このweb上の申し込みフォームから申し込み可能です
絵文字:重要絵文字:パソコン

上 ↑ のメニュー「道場参加申し込み」もしくは下 ↓ の申し込みフォームバナー(画像)
クリックして、申し込みページにお進み下さい絵文字:よろしくお願いします
入力必須項目にご記入の上、お申し込み下さい絵文字:重要絵文字:メール

お申し込み後、記入されたメールアドレス宛に「申し込み確認メール」が届きますので、
ご記入内容に間違いがないか、よくご確認下さい。

※「申し込み確認メール」が届かない方は、以下のような原因が考えられます。

・迷惑メール対策サービスを利用していて、「ゴー宣道場」からのメールが迷惑メールと判定されている
・着信拒否サービスを利用していて、「ゴー宣道場」からのメールが着信拒否の対象となっている
・ドメイン指定受信を利用していて、「gosen-dojo.com」のドメインが指定されていない
・セキュリティソフトやメールソフトで迷惑メール対策をしていて、 「ゴー宣道場」からのメールが迷惑メールと判定されている

reply@gosen-dojo.com」からのメールを受信できるよう再設定をお願い致します。

「申し込み確認メール」が届かない場合、当選メールも届かない可能性がありますので、
ご注意ください絵文字:重要


申し込み〆切後、当選された方にのみ「当選メール」を送らせて頂きます。

当選された方は、道場当日、
その「当選メール」をプリントアウトの上、会場までご持参下さい。
プリントアウトができない方は、当選メールの受信が確認できるもの
(携帯電話、タブレット等)をお持ちの上、ご来場ください。

 道場参加申し込みフォーム

応募〆切 は 平成28年8/31(水) です。

当選通知の送付は、応募〆切後になりますので、しばらくお待ち下さい絵文字:よろしくお願いします

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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